親子で楽しむAI夏祭り イベントレポート
開催日:2024年8月11日(日)
場所:GMOインターネットグループ第二本社 GMO Yours•フクラス(渋谷)
2024年8月11日、GMO教えてAI株式会社とAiShow株式会社が共同で主催し、IvyGain.Inc、株式会社momocri、YMMD,Incの協力のもと、「親子で楽しむ AI夏祭り」を開催しました。
イベントの概要
小学生を対象とした「親子で楽しむ AI夏祭り」は、子どもたちにAI技術を身近に感じてもらい、楽しく学びながら体験できることを目的としたもの。会場は夏祭りをイメージした装飾が施され、子どもたちは、屋台を模したいくつかの「AI体験ブース」を自由に回りながら、AI技術を直接体験しました。
AI体験ブース
各ブースでは、次のようなAI体験を提供しました。
・AIでイラストを作成
- このブースでは、「ChatGPT」を活用して、子どもたちの想像力を形にする体験を提供しました。
- 体験の流れ: 参加者は自分の好きなキャラクターや風景をAIに言葉で説明します。例えば、「虹色の翼を持つユニコーンが宇宙を飛んでいる」といった具合です。AIはその説明を基に、数秒でクリエイティブなイラストを生成します。
- 参加者の反応: 子どもたちは、自分の言葉がリアルタイムで絵になっていく様子に目を輝かせていました。「わー!本当に虹色の翼だ!」「すごい、私の想像以上!」といった歓声が上がり、次々と新しいアイデアを出して試す姿が見られました。
・AIで音楽を制作
- 「Sora」を使用し、AIによる音楽生成の魅力を体験するブースです。
- 体験の内容: 参加者は、好きな楽器や音楽のジャンル、曲の雰囲気などをAIに伝えます。AIはそれらの情報を基に、オリジナルの短い楽曲を生成します。さらに、簡単な歌詞も自動で作成され、完全なオリジナル曲が出来上がります。
- インタラクティブな要素: 生成された曲に対して、「もっとアップテンポに」「ギターソロを入れて」といった具体的な要望を出すことで、AIがリアルタイムで曲をアレンジする様子も体験できました。
・AIでゲームを作成
- 「create」を活用し、プログラミング初心者でも簡単にゲーム制作ができるブースを設置しました。
- ゲーム制作プロセス: 参加者は、ゲームのジャンルと基本的なルールをAIに伝えます。AIはそれを基に、簡単なゲームのプロトタイプを生成します。
- カスタマイズ機能: 生成されたゲームに対して、「キャラクターの見た目を変えたい」「アイコンを増やしたい」といった要望を出すと、AIがリアルタイムでゲームを修正します。
・AIとおしゃべり体験
- 「ChatGPT」のボイスモードを活用し、AIとの対話を楽しむブースです。
- 対話の内容: 子どもたちは、学校の宿題に関する質問、面白いクイズ、想像上の生き物についての質問など、様々な話題でAIと会話を楽しみました。
- 参加者の反応: 「AIさんって本当に何でも知ってるんだね!」「難しい質問にも分かりやすく答えてくれる」といった感想が聞かれ、多くの子どもたちが何度もブースを訪れる姿が見られました。
スタンプラリー
イベントの一環として実施された「AI夏祭りスタンプラリー」では、全てのブースを回り、スタンプを集めることで、子どもたちに達成感と楽しさを提供しました。スタンプを全て集めた参加者には記念品が贈られ、達成感を味わっていただけました。
参加者の反応
多くの子どもたちが目を輝かせながらAI技術を体験する姿が見られました。特に、自分のアイデアがAIによって形になる様子に驚きの声が上がりました。保護者からも、「子どもが楽しみながらAIについて学べる貴重な機会」や「子どもが楽しみながらAIについて学べる貴重な機会」といった、好意的な感想が多く聞かれました。
まとめ
「親子で楽しむAI夏祭り」では、最新のAI技術を子どもたちに身近に感じてもらい、楽しみながら学ぶ機会としていただくことができました。
- 多様なAI体験: ChatGPT、Sora、createなどの最新AI技術を活用したブースを通じて、参加者は幅広いAIの応用を体験しました。イラスト作成、音楽制作、ゲーム開発、AIとの対話など、様々な形でAIと触れ合うことで、技術の多様性と可能性を実感できました。
- インタラクティブな学習: 各ブースでの体験は、単なるデモンストレーションにとどまらず、子どもたち自身が主体的に参加し、創造力を発揮できる内容となりました。特に、自分のアイデアがAIによって形になる過程は、強い印象を参加者に与えました。
- 家族での共有体験: 親子で参加できる形式を採用したことで、AI技術に関する家族間の対話が促進されました。子どもの反応を見守る保護者の姿や、共に学ぶ様子が多く見られ、世代を超えたAIリテラシーの向上につながりました。
- 継続的な学びへの動機付け: スタンプラリーの実施により、参加者は全てのブースを回る動機を得ました。これにより、AIの多面的な理解が促進され、今後のAI学習への興味喚起にもつながりました。
- 安全で楽しい環境での体験: 夏祭りの雰囲気を取り入れた会場設計により、参加者は楽しみながらも安全にAI技術を体験することができました。これは、技術に対する親しみやすさを醸成する上で重要な要素となりました。
GMO教えてAI株式会社とAiShow株式会社は、本イベントの成功を踏まえ、今後もAI技術を用いた学びと楽しみの場を提供や、AI技術を通じた教育と娯楽の融合を目指していきます。また、次回の開催に向けて、さらに進化したAI技術の導入や、より多くの年齢層を対象としたプログラムの開発を検討していきます。